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自分の言葉で伝えるプレゼンは聞き手の心に響きます

今日は企業様から依頼をいただいたプレゼン研修の仕事でした。

マネージャークラスの方々が中心に集まられ、
男性ばかりが参加された研修だったのですが(女性の参加者はお一人)

紅一点になることが多かった前職の記憶がふとよみがえり、
「この空気知ってる…」となんだか懐かしい気持ちにひたった一日でした( ´艸`)♪

2014-03-20-09.05

これまでにたくさんのプレゼンを見てきましたが、
話し方でいちばん大切なことは、その人らしく伝えることに尽きると思います。

なぜなら話し手の人間性が伝わってくるプレゼンは、そのメッセージが心に響くから。

アナウンサーのようにうまく話そうとしたり、
慣れない敬語を無理につかおうとすると、

かえってその人らしさが見えなくなり、
結果的に、個性のない、平凡で退屈なプレゼンになったりします…。
(催眠術みたいなプレゼンね(ノД`)~゜)

ちなみに私は会社員時代、
役員室でプレゼンをするという、不慣れな状況にガチガチに緊張してしまい、
慣れない敬語でたどたどしいプレゼンをしてしまったところ、

「なぜ普段どおりに話さない」と上司から叱られたことがあります…。

確かにそのときのプレゼンはいつもよりパワーがなくて、なんだかいまいちなものでした。

相手が”えらい人”でも、あまり畏まり過ぎず、普段どおりの自分の言葉で伝えた方が、
こちらの思いや意図が濃く伝わるのだなと、しみじみ感じたことをよく覚えています。

このような教訓があるので、今回のプレゼン研修においても、
「プレゼンに正解の型はないです」とお話しました。

自分らしい言葉で、自分らしく伝えること。
そして伝えるメッセージをいかに研ぎ澄ますかです。

つい、あれもこれも伝えようと、情報をてんこ盛りにしてしまいがちですが、
これをやってしまうと、結局何がいいたかったのか、意味不明なプレゼンになります。

伝えたいメッセージを明確にし、
そこには関係のない要素はバッサリと削ぎ落とす潔さが必要です。

そのようにして精選された要素だけを伝えるプレゼンは、
メッセージ性が強く、聞き手の心に刺さります。

くれぐれも「情報量が多い=いいこと」という勘違いのもとに、
不要な情報を膨大に盛り込むことにパワーを注いで、
本人だけが自己満足なプレゼンにはならないように。

そのようなお話をじっくりとさせていただきました♪

 

既にお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、
これって結局、ビジネスコミュニケーションの基本なんですよね。

たとえば「上司に言いたいことが伝わらない」などとお悩みの方は、
ぜひ参考にされてみてくださいね^^☆

 

 

千葉のり子

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