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少しマニアックな骨格診断の話☆(痩せた方・ふくよかな方)

もう5月も終わりですね~☆

今月は、家族で賑やかに過ごした大型連休から始まり(楽しかったですがヘトヘトになりました~)、レッスンや同行ショッピング、それから息子の保育参観などもあり、あっという間に1か月が過ぎ去っていった感じがしています。ブログを更新したい~!と思いながらも、なかなか時間がとれず、久々の投稿となってしまいました。

先週末は骨格診断の検定試験が実施されまして、今回も実技試験の試験監督に行ってまいりました。

診断試験にご協力いただくモデルさんは、毎回ランダムに募集をしているため、3タイプの方がバランスよく集まるわけではありません。大半の方が同じ骨格タイプ!という珍しいケースもありますし、複数の骨格タイプの特徴を合わせ持った難しい体形の方が集まってしまうこともあるなど、回によって様々な状況があります。

どのような状況でも正確な診断を行うには、診断の練習をたくさんしていただき、とにかく経験値による情報の蓄積を増やしていただくことがいちばんよいのではないかな~思います。

ご参考までに、今回の検定試験に限らず、これまでに私が難しいと感じた診断について、事例をご紹介いたします。

もちろん骨格診断には人それぞれ得意な方法があるかと思いますし、指導される先生によっても着眼点が異なるかと思いますので、あくまで森本の場合ということでご参考にされてくださいませ☆

 

痩せた方

痩せている方には、華奢な印象がありますので、ぱっと見の印象ではウェーブタイプと判断してしまいたくなるかと思います。

ただ実際に身体をタッチさせていただくと、「意外と身体に厚みがあるな」などと、”意外な特徴”に気がつくことがあります。この見た目の印象とのズレである”意外性”が大きな手掛かりになります。もし身体に触れさせていただいても、特に意外性はなく、見た目どおりの華奢な体形であれば、ウェーブタイプで間違いないでしょう。

痩せ型のストレートタイプの方であれば、細身のわりにはヒップに厚みや丸みがあり、横から見たボディラインには立体感があり平坦ではないです。ただ痩せているため、典型的なストレートタイプの方のような、肌のハリ感はあまり感じられないかと思います。そして肩甲骨は、ストレートタイプにしては出てるかな~と感じることも多いですが、それでも痩せているわりにはあまり出ていません。またシンプルな装いをされたときに、身体の細さは際立っても、それがギスギスした貧相な感じにはならず、似合っていることも特徴かと思います。

痩せ型のナチュラルタイプの方であれば、引きで見たときに、手が大きくて目立つな~と感じることが多いです。身体が細いため、大きな手がより目立ちやすいのではないかなと思います。また手が大きいので、腕を下ろしたときの指先の位置が低く、腕が長い印象もあります。実際にタッチさせていただくと、鎖骨、肩甲骨、膝などが見た目の印象よりも大きくしっかりしています。胸元には骨格による立体感があり、胸元の中央が左右より厚くなっている凸型のカーブや、逆に中央が左右より薄くなっている凹型カーブを描いている方もいらっしゃり、こちらはナチュラルタイプならではのわかりやすい特徴かと思います。

 

ふくよかな方

ふくよかな方は、肉感的に見えやすいため、ストレートタイプと診断してしまいたくなるかもしれません。

ここで着目したいのは重心のバランスです。ふくよかな方ほど重心バランスに明確な特徴が出ます。

上半身にボリュームがあり膝下は意外とすらりとしている「上重心」ならストレートタイプ、下半身にボリュームがあり上半身は意外とすらりとしている「下重心」ならウェーブタイプ、重心に偏りがなく全体的にボリュームがあるならナチュラルタイプ、という可能性が高いです。

「パンツスタイル」が似合うかどうかもヒントになります。ふくよかなウェーブタイプの方は、ヒップや太腿に横幅があり、下重心が余計に目立ってしまうパンツスタイルを苦手とする方が多いためです。一方、ストレートタイプやナチュラルタイプの場合は、そのようなことはないので、パンツスタイルを確認できる場合はよい判断材料になるかと思います。

またふくよかなナチュラルタイプの方の場合、骨格や関節がそれほど出ていないこともありますが(典型的なナチュラルタイプの方なら大きく出ています)、印象としては手足などの各パーツや身体全体に”大きさ”を感じられることが特徴かと思います。

他には、お顔の印象もヒントになります。肉厚な印象のぱんとした頬の方ならストレートタイプ、お顔だけ見るとふくよかには見えない方ならウェーブタイプというケースが多いように感じています。

 

検定試験の合格を目指されている方は、年齢、体格、身長などが異なる、様々な方を診断することで、「あっ、これは以前に診断した、痩せ型のストレートタイプの方と同じ特徴だ!」といった具合に検討がつけられるようになりますので、スクールの補講制度などを活用されて、たくさん診断練習を積まれるとよいかと思います☆

文章でお伝えできることには限りがございますが、少しでもご参考になれば嬉しく思います☆

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