前回、お客さまからご質問の多い「ストレートタイプにおすすめの柄物アイテム」について書いたところ、他のタイプについてのリクエストもいただいたので、今回はウェーブタイプについてご紹介します☆
ストレートタイプとは異なり、ウェーブタイプの場合は、骨格タイプ的にOKな柄物アイテムは店頭ですぐに見つけられると思います。
ただ、甘いテイストの服が主流なので、お顔立ちや持っている雰囲気にもよりますが、30代以上の女性が着ると、ちょっと痛々しい印象になりがちなケースは多いかも…。
そこで今回は、30代以上の大人のウェーブタイプを想定し、甘くなり過ぎない、夏シーズンにおすすめの柄物アイテムをピックアップしてみました♡
●トップス編
まずはトップス編から。
こちらは、LANVIN en Bleu(ランバン オン ブルー)のブラウス。ポリエステルならではのやわらかなシルエット、フェミニンなプリーツ、肩にはリボンのアクセントと、チャーミングな魅力がいっぱいの一着です。下重心のため上半身が貧相に見えがちなウェーブタイプの体形を、美しく引き立ててくれます☆
写真はイエローですが、色違いでブルー(ターコイズブルー)あります。真夏のビーチによく映える明るく爽やかな色合いがとっても素敵で、キュートなイエローとはまた違った魅力があります☆
こちらのブラウスは着丈が長めなので、ボトムにはショートパンツやスキニーパンツを合わせるとバランスよくまとまります。下重心を強調してしまわないよう、重心の位置を高く見せるようにコーディネートをつくるのが、ウェーブタイプのスタイルアップのコツです♪
こちらの2着はJILLSTUART(ジル スチュアート)の花柄ブラウス。素材はキュプラコットンなので、ウェーブタイプが苦手とするハリ感は少しあるものの、ソフトな花柄、首回りの詰まったライン、肩から胸元にかけての柔らかなフレアなど、ウェーブタイプに似合う要素が詰まったおすすめの一着です。
花柄ブラウス自体が甘めなので、敢えて大人カラーを選ぶのが大人のオシャレの鉄則。ベージュを含んだヌーディーなピンク、花柄をクールに魅せるブラック、どちらも大人っぽくきまります!
ウェーブタイプにしてはゆったりめのラインなので、ボトムはタイトに引き締めて”ふわぴた”に着こなすのがスタイルアップのコツです☆
●ボトム編
続きましてボトム編です。
こちらはLE CIEL BLEU(ルシェルブルー)のタイトスカート。薄手で身体にぴったりとフィットするストレッチ素材、キュートなギンガムチェック柄、膝下まである長めのスカート丈など、いずれもウェーブタイプによく似合う要素。
ウェーブタイプがお得意の、甘い系・可愛い系のファッションは苦手という方も、こちらのタイトスカートなら取り入れやすいと思います。トップスをブラックにしたモノトーンコーデなら、大人可愛いくまとまります☆
こちらはJILLSTUART(ジル スチュアート)のショートパンツ。遊び心たっぷりなメガネ柄ですが、色使いが大人っぽいので、全体的にはクールな印象でとってもオシャレな一着です。
表地にはコットンを含むので、ウェーブタイプが苦手とするハリ感はあるものの、面積の小さいショートパンツなら、まず”着られたような印象”にはならないので大丈夫。むしろ素材にハリ感があると、あまり肉感を拾わないので、素材によってはセクシーになりがちなショートパンツを上品に着こなしたい場合にはおすすめです。
「人とは違うオシャレをしたい」という人にはぴったりの個性派アイテムです☆
●ワンピース編
最後にワンピース編です。
こちらは、ISSA(イッサ)のワンピース。プリントされているのはバタフライ。カラフルな模様ですが、美しく調和する色使いが見事で、とても上品にまとまっています☆
ストンと落ちるプレーンなIラインシルエットは、誰にでも似合いやすく、また流行にも影響されずに長く着られるのも嬉しいところ。さらに首回りの詰まったラインは、首が長く上半身が華奢なウェーブタイプの体形を綺麗に見せてくれる効果もあります。
こちらはノースリーブなので、上にイエロー、グリーン、ピンクなどの(柄につかわれている色を選ぶのが色彩調和のコツ)カラフルなカーディガンを重ねると、また違った雰囲気を楽しむことができ、それもオシャレです!
こちらは、ELFORBR(エルフォーブル)のオールインワン。リゾート感たっぷりなパイナップルプリントは真夏にぴったりです☆
やわらかな質感のポリエステル、高めの位置にあるウエスト。ウェーブタイプの体形を美しく見せてくれる要所をおさえた一着です。
ウェーブタイプは身体が薄く華奢なので、小さめの柄の方がよく似合いますが、色のコントラストが控えめなこちらのタイプなら、大きな柄の存在感に負けてしまうことはないので大丈夫♪バカンスや休日のリラックススタイルにおすすめの一着です!
以上、大人のウェーブタイプにおすすめの、甘くなり過ぎない柄物アイテムのご紹介でした。
無地ばかり着ているという方も、ときには柄物を取り入れてみると、いつもとは違う魅力を演出できますよ(^^♪
森本のり子(旧姓:千葉のり子)
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