今日はベーシックブランディングの個人セッション。
(※ベーシックブランディングはメニューリニューアルにつき一時休止中です。)
某有名コンサルティングファームのコンサルタントとして、グローバルにご活躍されているとても素敵な女性がいらっしゃいました。
さすが頭の切れる聡明な方でした( ´艸`)♪
ワークの取りくみ方や、質問への受け答えが、あまりに論理的だったので(女性では珍しい)「さすがですね」と言ったら「職業病です(笑)」とのこと。
でも話をしていくうちに、実は感覚的に物事をインプットするタイプで、ロジカルな言葉でアウトプットをすることは、本当はあまり得意でないという実態が見えてきました。
「コンサルタント=超ロジカル思考な人」というイメージがあるだけに、この結果には私も驚いたのですが、このようなケースはがんばり屋さんによくあります。
つまり、何をやっても人並み以上にこなせてしまう、がんばり屋さんの、ウィークポイントは、生まれ持った強みを自覚しにくいことです。
自分の本質的な強みでないことでも、がんばってそれなりにこなしてしまうからです。
たとえ苦手分野であっても、ものすごい努力を厭わないので、むしろ人並み以上の成果を出すこともできてしまったりします。
がんばること自体は、とっても素晴らしいことです!
でも「努力=いいこと」というような枠をもっていると、自然にうまくできてしまう”強み”を生かせることではなく、より負荷のかかる苦手なことを、自ら積極的に選んでいってしまう場合があります。
これは無理のあるがんばり方です。
成し遂げたときの達成感をモチベーションに、がんばり続けることもできるかもしれませんが、心身への負担はとても大きく疲弊を伴います。長く続けられるがんばり方ではないと思います。
それとは対照的に、生まれ持った本来の強みを生かせている人は、たとえそれが周囲からはものすごい努力に見えたとしても、案外本人はただ楽しくて夢中になっているだけだった、ということが起こったりします。
(これは脳の仕組みから明らかになっています。)
一度きりの人生なら、こんなふうに好きで得意なことに限りある時間を投資した方が、成果の面から見ても効率がいいし、なにより本人にとって幸せなことですよね^^♪
なまじ器用なために一事に徹することができず、結局、大成しないことを「器用貧乏」と言いますが、これは見事に本質を突いた言葉です。
今日の段階ではお客さまの「強み」の概要は見えてきたものの、具体的にはできなかったので、次回のセッションでしっかり特定したいと思います^^
(強みを明確にするために、お客さまにはある課題をお願いさせていただきました。)
どんなパーソナルブランドステートメントが完成するのか、次回がとっても楽しみです( ´艸`)♡
千葉のり子
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